002:お盆や葬式・法事は喘息には大敵。(平成9年8月15日)
本日、付録を少々更新しました。ぜひご覧下さい。
今日ある方から、過去1カ月の読売新聞に、ベロテック関係の記事が載っていて、その中に私のことが引用されていると聞かされました。しかし、私は全然知らされていませんでした。(そんなのってありでしょうか?)そこで、どなたかご覧になった方どうかご連絡下さい。内容はともかく何月何日だったかだけでも結構です。宜しくお願いします。
全国的にこのシーズンはお盆です。実はお盆や葬式・法事というのは、しばしば喘息悪化の原因になります。最も悪いのは線香の煙、お供えの花のにおいなどですが、田舎の方ではどうしても来客が多くなり、主婦にとっては多忙を極めます。また、どういう訳かお盆や葬式・法事に集まる方はタバコのみが多いんですね。線香、お供えの花、来客のタバコの煙の中を忙しくかけずり廻るわけですから、喘息が悪化しない方がおかしいくらいです。まだ、夏は良いのですが、寒い時期の葬式・法事は、広いお寺の建物の中で凍えながら長い時間居なくてはならないので最悪です。お盆や葬式・法事をきっかけに喘息が悪化する方は本当に多いんですよ。喘息患者は免除してもらえる制度があればよいと思うのですが、田舎の方はそんなわけには行かないようです。皆さん気をつけて下さい。
その意味で私も、来週からの外来は気を引き締めてゆかないといけません。