理事長就任のご挨拶
理事長 諏訪部 章
(岩手医科大学医学部臨床検査医学講座)
2023年4月より長内和弘理事長の後任として、理事長を拝命いたしました。昭和50年(1975年)に産声を上げた本学会は、肺の界面現象の解明に特化した学術団体として学術活動を展開してきました。私は、本学会の事務局長として約20年にわたり本学会の運営に関わってきたことから、今回理事長職を拝命しましたが、最近は学術活動には全く関わっておらず理事長として適任ではないことは自覚しております。本学会も長い歴史の中で、会員減少や企業協賛金減少など、存続が危ぶまれた時期がありましたが、事務局長として細々ながらなんとか本学会の活動を継続してきました。最近は肺サーファクタントを中心とする肺胞免疫に興味を持つ呼吸器内科の若手教授の方が増えつつあります。私は本学会がこうした若い世代の教授陣を中心として、新しい展開を迎えるまでの過渡期の理事長としての役目を果たしたいと考えております。
本学会の会員には、基礎および臨床の研究者、また呼吸器内科ばかりでなく、外科、周産期(小児科・産婦人科)、臨床検査など、さまざまな方面で肺サーファクタントや界面現象に精通した専門家が勢ぞろいしております。年1回の学術研究会では、会員のみによる議論に留まらず、会員以外の研究者や臨床家を交えて議論できる場となっております。
本学会の趣旨をご理解いただき、会員の皆様には、本学会の発展に向けてご理解とご協力を頂ければ幸いです。
(2023年4月1日)
前理事長 長内和弘
(金沢医科大学 総合医学研究所・生命科学研究領域教授 医学部・呼吸器内科学特任教授)
2020年4月より高橋弘毅先生の後任として、伝統ある本学会の理事長を拝命いたしました。肺サーファクタント・界面医学に特化した学会・学術誌は世界中にもなかなか見当たりません。それだけに本学会・学術誌のはたす社会的役割は少なくないものと自負しております。学会員の皆様のご協力により大役を果たしてまいりたいと存じますのでよろしくお願いいたします。
本会は1969年大阪市において「肺表面活性研究懇話会」として発足し、研究会は年2回開催されておりました。当時の研究会記録誌「医学と界面活性」をみると日本全国から物理化学、生化学、形態学、歯科、小児科、産婦人科、内科、外科、麻酔科など実に多彩な領域からの演題発表がされており、新たな学問領域に集うフロンティア精神にあふれた研究会の様子がうかがえます。その後研究懇話会を学会へ発展されることが理事会で決定され、日本学術会議への学会登録の承認を経て1975年に「日本界面医学会」として再出発しました。さらに研究内容の主流が「界面活性」を対象にした物理化学、生化学、形態学からサーファクタントタンパク、分子細胞生物学へとシフトして行く過程で「界面医学」だけでは実際の学会の内容が伝わりにくいとの声が上がるようになり、2007年に名称を「日本肺サーファクタント・界面医学会」へ変更いたしました。
本学会は年1回の学術集会の開催と学会誌の発行を行っています。そのほかこれまでに肺サーファクタントの入門書から専門書までに関する単行本を発行しています。「肺表面活性:その基礎と臨床」(真興交易医書出版部、1977年)、「肺表面活性物質の現在」(真興交易医書出版部、1990年)、「バイオサーファクタント」(サイエンスフォーラム、1990年)、「肺サーファクタント研究の変遷と現在」(日本肺サーファクタント・界面医学会雑誌、2009:40-1-124)などです。
本会の長い歴史のなかからは画期的な研究業績がいくつか生まれました。まず特筆されるべきは岩手医科大学教授、藤原哲郎先生らによる人工肺サーファクタント補充療法の研究・開発です。1987年に認可され新生児呼吸急迫症候群治療のゴールデンスタンダードとなり世界中で新生児死亡を低減することに貢献しています。これらの功績により藤原先生はキングファイサル国際医学賞やアプガー賞などを受賞されました。また札幌医科大学教授、黒木由夫先生らによる血中サーファクタント-A、-D測定法の開発は間質性肺炎の診断・治療に現在も広く臨床応用されています。
本会は「肺サーファクタント・界面医学会」と称していますが、対象はサーファクタント・表面活性だけに止まりません。時代の趨勢・要請に答えて周辺領域の再生医学、感染症、肺疾患なども巻き込んでさらに拡大・発展するよう努力が必要かと思われます。現在、猛威を振るっている世紀のパンデミックCOVID-19とも近縁の研究距離にあると思われます。私どもの学会に興味をもつ方々が一人でも多く入会され学会を活性化していただくことを希望しております。
(2020年7月14日)
日本肺サーファクタント・界面医学会
前々理事長 高橋 弘毅
(札幌医科大学医学部呼吸器・アレルギー内科学講座 教授)
本年4 月より千田勝一先生の後任として、本学会の理事長を拝命したしました。本学会はその前身となる研究会の期間も含めると、今年で49
年目となる日本学術会議登録の学術会議であり、私自身も、1985 年から会員として参加してまいりました。改めて本学会の歴史を振り返りますと、1969 年12
月に設立された肺表面活性研究会が前身となり、1975 年に日本界面医学会が発足、その後、研究領域の発展と時代の変化に合わせ、2007
年には現在の日本肺サーファクタント・界面医学会へと改称されました。この間、所属会員が取り組んできた様々な研究が花開き、貴重な研究論文が発表されています。なかには実臨床に応用されるに至った研究成果もあります。その一つは、1980
年代に行われた人工サーファクタントの開発研究です。その製品化によって、当時、新生児の代表的な致死的疾患であった呼吸窮迫症候群(RDS)患者の予後に画期的な改善をもたらしました。また、同時期に肺サーファクタント蛋白質SP─A,
SP─D の特異的モノクローナル抗体が作成され、それを用いた測定キットが開発されました。現在、間質性肺炎/
肺線維症の診断、病態や治療効果判定の血清マーカーとして臨床現場で貢献しています。
年一度の学術研究会において発表される研究内容は、内科、小児科、産科、麻酔科等の臨床医学領域から、生化学、生理学、薬理学、さらには遺伝学、臓器発生学や物性学等の基礎医学領域に至るまで、多種多様な視点に立ったものとなっております。最近では、サーファクタント合成酵素の発見と創薬への応用化、サーファクタント類似物質をアジュバントとする感染症関連ワクチンの開発、自己免疫性肺胞蛋白症の自己抗体、肺サーファクタントの臓器保護作用などの研究が本学会において継続的に発表されています。本学会が目的とする「肺サーファクタント、その他のサーファクタント及び界面現象の研究」に興味を持っていらっしゃる方の入会をお待ちしております。
(2017年9月28日)
日本肺サーファクタント・界面医学会
前々々理事長 千田勝一
(岩手医科大学医学部小児科学講座 教授)
2012年10月に熊本で開催された第48回学術集会において 、黒木由夫先生の後任として理事長を仰せつかりました。2013年4月1日から就任いたしましたのでご挨拶を申し上げます。
さて、本会は1969年12月13日に発足した「肺表面活性研究懇話会」を母体としております。これは肺表面活性の研究進展を促進する目的で設立された国際的にもユニークな会で 、事業として肺表面活性に関心を持つ多分野の研究者が一同に介して年2回の研究発表を行い 、その都度、研究発表を記録した「医学と界面活性(Proceedings of Japanese Society for Biological Interface)」を発行してきました。この表紙には「研究会記録」と記してありますが 、内容は原著論文に匹敵する詳細なもので、創設時の方々が会の発展に力を注いできた様子が伝わってきます。また、第1回研究会記録以来 、掲載されている討論内容は、会に参加できなかった人にも活発な討論の雰囲気が伝わり、理解が深まる効果をもたらしていると言えるでしょう。
その後、「肺表面活性研究懇話会」は日本学術会議の学協会への学会登録が承認され、1975年に名称を「日本界面医学会」に変更しました。翌年の8巻1号から「医学と界面活性」も「日本界面医学会雑誌(Journal of Japanese Medical Society for Biological Interface)」に改称されました。当時の肺表面活性に関する研究の発展は目覚ましく 、多くの会員がこれに貢献されました。取り分け、本会の発足時から活躍されてきた藤原哲郎・元理事長による新生児呼吸窮迫症候群のサーファクタント(肺表面活性物質)補充療法は 、新生児医学史の中でも画期的であり、世界の新生児死亡率の低下と後遺症なき生存に大きく貢献されました。また、これにより、サーファクタントの基礎的、臨床的研究は1980年〜90年代に飛躍的な進歩を遂げました。
本会は2007年から「日本肺サーファクタント・界面医学会」と名称を変更し 、新たなスタートを切りました。この理由は、会員数が減少するなか、名称に「肺サーファクタント」と掲げることで本会の目的を前面に出し、若手研究者が参加しやすいようにと考えたからです。これに伴い 、学会誌も「日本肺サーファクタント・界面医学会雑誌(Journal of Japanese Medical Society for Lung Surfactant and Biological Interface)」に変更されました。
以上の雑誌の発行以外にも、肺表面活性の研究者に対して、会員が中心となり入門書や専門書が刊行されてきました。これには 、「肺表面活性:その基礎と臨床」(真興交易医書出版部、1977年) 、「肺表面活性物質の現在」(真興交易医書出版部、1990年) 、「バイオサーファクタント」(サイエンスフォーラム、1990年) 、「肺サーファクタント研究の変遷と現在」(日界面医誌、2009;40:1−124)があります。
本会は肺サーファクタント、その他のサーファクタントおよび界面現象の研究を通じ、医学に貢献することを目的としています(会則)。今後、役員ならびに会員の皆様のお力添えを賜りながら 、本会の事業を発展できるよう尽力して参る所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。
最後に、本会は医学、歯学、薬学を専門として、主に呼吸器疾患や界面現象の臨床研究と基礎研究に従事している会員から成っています。この分野の研究に従事していて、あるいはこの分野に関心があって 、まだ会員になっていない皆様。本会における研究発表ならびに学会誌への投稿を歓迎いたします。
(2013年10月10日)
平成22年4月 〜平成24年3月まで、 日本肺サーファクタント・界面医学会の理事長は黒木由夫先生(札幌医科大学医化学講座教授)が就任されていました。
日本肺サーファクタント・界面医学会の新たな出発にあたって
日本界面医学会は第42回学術集会の開催以降から学会の名称を変更して、「日本肺サーファクタント・界面医学会」として新たなスタートを切ることになった。
現在この学会が直面している問題は、若手研究者が増加しないこと、また退会者が増えていることである。すなわち、理事会、評議員会の意向に従って、それぞれ開催時の会長および事務局長が努力されているに関わらず、若手研究者の会員としての登録が少ない現実があった。
このように学会名称の変更にいたる背景には、本会の会員数の減少、中でも若手会員の減少に歯止めがかからないことがあった。細胞分子生物学的、遺伝子学的な手法を用いた研究が主流となる中で、日本界面医学会という学会名称が、若手研究者の理解と関心をなくしていると判断されたためである。
学会名称については、3年前から理事会・評議員会で検討してきた。学会名称の変更は今後の学会の方向を左右する極めて重要なことで、私が理事長であるこの時期に名称変更することには躊躇があった。しかし、現状を直視し、課題に取り組むことは、今後の学会の発展のためには避けられないことであると考えた。
この間の学会の会員数の推移をみると、1980年から1988年頃にかけては、会員数は250人から270人前後を維持していたが、1994年から1996年にかけて一挙に170人から180人前後に会員数が減少している。この時期は日本呼吸器学会などでも、呼吸生理学、生化学、画像および一部の免疫学的手法を用いた研究から、細胞分子生物学あるいは遺伝子学的手法また生化学分析手法もモノクローナル抗体などを用いた新たな解析手法が導入されてきた時代である。これに伴い日本界面医学会が若手の研究者にとって必ずしも適切な研究発表の場として認識されなくなってきたためと思われる。このためには学会名称を改変して、この学会が目指す内容をより分かりやすくする必要性がでてきた。
いまさらであるが、学会名称が変更されたこの時期に、日本界面医学会のこれまでの歴史を振り返ってみることは会員にとって意義のあることと考える。
その母体は1969年12月13日に発足した「肺表面活性研究懇話会」である。この懇話会の記録として発行された「医学と界面活性」第1号の編集後記で吉川清先生はつぎのように述べられている。
「肺表面活性物質の研究は、小児科、胸部外科、内科、麻酔科等各分野にわかれているため、これらの臨床および研究にたずさわる人々が一堂に会して、諸問題を討議する会が必要である」として発足し、第1回懇話会ではその当時「この分野での研究のあらましを、生理学、生化学、技術に関して発表して頂いた」とし、最後に「今後、肺表面活性物質についての基礎的および臨床的な研究が発展して行くと同時に、新しい薬剤によるlow surface active lungに対する治療も試みられるようになると考えられる。そして肺のみならず医学において、広い意味での界面活性の研究の討議の場となるよう、この研究会を育てて行きたい。」と結んでいる。
その後「肺表面活性研究懇話会」は13回(この当時は年2回)開催され、その記録誌である「医学と界面活性」第7巻を発行した1967年の理事会で学会へと発展させることが決定された。学会名称を日本界面医学会として発足することとし、日本学術会議の学協会に申請し、学会登録が承認され、「医学と界面活性」7巻1号を事実上の日本界面医学会の機関誌第一号として日本界面医学会雑誌(略称日界医誌)と改称して、名実ともにその機関誌として発行された(理事長 吉川 清)。
以後、日本界面医学会は生理学的、生化学的および形態学的な手法での研究発表が積極的になされてきた。
このような日本界面医学会の歩みの中で多くの研究成果が生まれた。中でも世界的に評価された業績として、ここでは二つの業績を特筆したい。
一つにはこの学会の発足当時から活躍されたきた前理事長の藤原哲郎先生の人工サーファクタントの開発とその実用化を挙げなければならない。藤原先生が世界に先駆けて開発した人工サーファクタントにより、新生児の肺サーファクタント補充療法が確立され、多くの国々で実用化されRDSよる先進国の乳児死亡率を著明に減少させた。この開発により薬の開発に関わる最高の権威であるGalenus-von-Pergamon賞を1992年に、1996年には「アラブのノーベル賞」いわれるキングファイサル国際賞医学賞をスウエーデンのカロリンスカ大学のRobertoson教授と共同受賞された。1997年に河北文化賞と日本医師会最高優功賞を受賞された。前号の本学会誌の冒頭に藤原先生が寄稿してくださいましたように、米国小児科学会の2004年度Apgar Awardを受賞されております。この賞はVirginia Apger先生の功績を記念して、米国小児学会が1975年に設立したもので、Perinatal Pediatricsの発展に際立った貢献をした人に贈られる賞です。推薦者のDr.JF Luceyが述べられた受賞理由は「新生児呼吸窮迫症候群(RDS)に対する肺サーファクタント補充療法の開発は周産期小児医学領域において、この30年間で最も際立った進歩であり、世界の新生児死亡率低下と後遺症なき生存に大きな貢献をした」というものであった。
他の一つは間質性肺疾患に対するSP-A/SP-Dの診断への応用である。サーファクタント蛋白研究でオリジナリテーの高い研究が、札幌医科大学第一生化学秋野豊明名誉教授とその門下である第一生化学黒木由夫教授らによってなされた。すなわち、サーファクタント・アポプロテイン(SP-A)のモノクローナル抗体の作成とSP-A測定のためのenzyme-linked immunosorbent assay(ELISA)法の確立である。肺サーファクタントは肺にしか存在せず、血中には絶対に存在しないとされていたころ、患者血清からELISA法で測定され、当初“抗SP-A単クローン抗体反応物質”と呼んでいた物質がSP-Aであることを確立させた。さらに、これらのサーファクタント蛋白がびまん性間質性肺疾患の診断、治療効果の指標として有用であることを確立し、同じく開発したSP-Dの検出法とともに国際的に広く臨床応用されるに及んでいる。
ここに紹介したこと以外にも界面医学会との関わりあるすばらしい数々の業績を挙げられてきた。いずれにしてもこの学会が果たしきたこれまでの役割は高く評価されなければならない。
今回学会名称を改変することになったが、界面医学会という名称は極めて含蓄のある学会名称だと思う。界面医学というとサーファクタントをすぐに連想しがちです。しかし、すでに日本界面医学会が発足し、機関誌が表紙も含めて日本界面医学会雑誌となった1976年第8巻1号の巻頭言として「日本界面医学会雑誌によせて」の中でいみじくも理事長の吉川 清先生が「生体で界面を形成する場として、肺というダイナミックな器官を持っていることは興味があることは当然である。しかし界面を形成する場は、単に肺のみならず、生体のすべてが界面の集合である。その中で今後発展すべき場は生体膜であろう。」と喝破されている。この当時に学会名称を日本界面医学会と定められたその内包する意味の深淵さをあらためて噛み締めておく必要があろう。
界面とは、二つの相が接するとき、その二つの相の境界面をいう言葉です。物質は、その内部の性質と最外層の性質が異なることから、2相が接するときその界面は2相の性質に大きな影響を与える。界面を巨視的にみると、液―気、液−液、固−気、固−液、固−固の関係において成立する。また微視的にみれば、コロイド粒子が気体や液体中に存在するときの界面も存在する。これらの二つの相の間には、すべて界面エネルギーが存在し、界面においてそれぞれの相の内部と異なった物理的、化学的現象がおこる。細胞内外で起こる諸現象も生物化学的、生物物理的にみた界面現象によると捉えることができる。われわれの生体を構成する個々の細胞の細胞小器官の界面、細胞質中のコロイド粒子でも界面が生じていて、細胞生物学的な多くの現象に関与していると考えることができる。界面化学的、界面物理的に生体の界面現象を捉えようとする視点から見ると界面医学という名称はより深みを増すように思われる。このように考えると遠い将来、日本界面医学会という名称が再び学会名として帰趨するのではないかとの思いをめぐらす。
今回の学会名称の改変に際し日本肺サーファクタント・界面医学会としたことで、研究の領域が肺のみに留まらず、生体を構成するあらゆる界面現象をも視野にいれて研究を展開できる学会として、その原点の思想は維持されたと思う。また肺サーファクタントを学会名称に取り入れたことで、肺サーファクタントが有する界面活性としての機能に加え、innate immunityをはじめとした様々な機能と肺を構成する種々の細胞との相互関係から肺疾患の病態を論ずる学会としての認識が確立されていくであろう。さらに若手研究者の関心と認識を呼び戻すことができることを期待する。
その上でこの学会が時代の先端を行く学会として広く多くの研究者を集約し、討論を戦わせ更に発展されることを切に期待する。
そのためには、より若いエネルギーに満ち溢れ、先見性を有する会員の方々がこの会のリーダーシップを担っていくべきであると考える。
平成19年10月
日本肺サーファクタント・界面医学会
前々々々理事長 高橋 敬治