(2)フルタイド1週間でピークフロー値が上がりました。

【046】28歳女性(デパート勤務)の方から

※更新日と応答紹介日の間に長いギャップがある点をあらかじめお断りしておきます。

<追加応答>

(平成11年8月23日)

回答を頂いていたのにすみませんでした。プロバイダーとの契約が切れたり、モデムの故障があり、パソコンが使えませんでした。まだ、モデムは調子が悪いので、途中で切断されてしまうかもしれません。

まず、検査のことは、わからないので今度、先生に聞いてみます。「カテコラミン(カテコールアミン?)をしたら、アドレナリンが出た」と、入院中、助教授回診の時、助教授と入院中の担当医が話していたような気がします。ちなみに助教授はアレルギー・グループのトップ、主治医です。

ピークフローの最高値は520、おととしの夏頃です。1ヶ月ぐらい500前後ありました。最近のピークフローは、朝が290〜400、夜が250〜350です。朝400で、夜250なんてこともあるので、「日内変動が大きく、不安定」だと言われています。アルデシンの吸入は、昼間はちょっとサボり気味ですが、スペーサーを使わずに吸入をしているという意味です。

去年10月頃、日内変動が激しくなり、治療が変わりました。

 プレドニン 10/24〜10/26 10 mg/毎日
       10/27〜12/8  5 mg/毎日 
       12/9〜     5 mg/隔日
 アルデシン 1回3吸入1日4回から1回4吸入1日4回に11/25〜変わりました。その後、12/22〜アルデシン100Dを使うことになりました。

去年1年、点滴をすることはあっても、入院せずに過ごすことができました。入退院を繰り返していた時期もあったけど、入院なしが2年続きました。喘息になって今年10年目。アレルギーグループのドクターの1人、M先生は私の治療を7年担当してくれていています。助教授よりも私のことを知っている先生で、入退院を繰り返していた頃のことも知っています。「今年は“プレドニンなし”になろうね。仕事して、大好きな歌手のコンサートに行けるように頑張ろうね」と言ってくれました。

2月の診察の時にプレドニンの減量を開始という話だったのですが、助教授をはじめ、アレルギー・グループの先生、内科外来の看護婦さんがみんなあわててしまうようなことが起きてしまいました。M先生は、一人、のほほんとし、他の患者さんの診察をしていました。このことはまた後ほど書きます。  

<<この間私からの応答あり。しかしパソコン故障につき記録なし>>

3月からフルタイドを使い始めました。今までアルデシン100Dを1回2吸入/1日4回だったので、フルタイド1001吸入/1日4回です。メプチンエアー1回2吸入と併用しています。アルデシンのときのピークフローは、調子のいいときで350〜450ぐらい、悪くなると300を切ってしまいます。300を目安にしています。フルタイドに変えたら、1週間ぐらいでピークフローが上がりました。500を超え、580吹けました。アレルギー班のドクター達もびっくりしていました。私もびっくりでした!聴診をした助教授は、「胸の音クリアーだぞ!」おっしゃっていました。喜んでいたのもつかの間…13日(土)のど痛いなあと思いながら出勤していました。だんだん寒気がして、関節が痛くなって、鼻水、鼻づまりもしてきました。仕事の帰り、家の近くの総合病院(大学の関連病院です)の救急外来に行きました。診察を受けるとのどが真っ赤に腫れ、熱も38.3度ありました。幸いにも発作にはなりませんでした。

薬は、

 ソランタール3錠×3
 パセトシン3C×3
 セオリターゼ3錠×3です。

15日に再受診したときにはどんどん悪くなってしまいました。

 トランサミン3C×3
 ムコスタ3錠×3

が追加になりました。

風邪をひいていたのに前々から、日帰りのバス旅行を約束していたので、行ってしまいました。鼻づまりがひどかったせいか、帰り道、高速道路に入った途端、耳がピーン!ガーン!キーン!サービスエリアでバスを降りても耳が痛くて辛かったです。水木金と仕事で休めませんでした。販売なのでお客様と話しているうちに声がかれてくるし、鼻が詰まってきます。のどは治ってきたけど鼻が…と思っていたらまたのどが腫れてきてしまいました。黄色い痰がなくなりません。鼻は治りました。鼻の周り、頬が痛いですか。ピークフローは350〜450に落ちてしまいました。ピークフローが落ちているのでやっぱりぜーぜー、ヒューヒューしていて少し苦しいです。23日は仕事が休みだったので、診察に行き、点滴をしてもらいました。

点滴は、
 ソリタT3・200 ml+ネオフィリン・1/2A+リンデロン・1 mg
 ソリタT3・200 ml+サクシゾン・200mg

(サクシゾンは禁止にしていたのに処置室当番の残り番のドクターがカルテをよく見ないで追加の指示を出してしまった。点滴が終わって、伝票をもらってサクシゾンを使ったに気づくと言うことがたまにあります。ただ、サクシゾンを使ったとしてもリンデロンより効きが悪いというぐらいで悪化はしないので、先生方も「また、サクシゾンにされちゃったのか」と言うぐらいです。「サクシゾンはダメになってるのよ。いつもリンデロンよ」と言ってくれる看護婦さんもいるのですが…)今もソランタールとセフゾンを飲んでいますが、のどの痛みと黄色い痰が出ています。声が出しにくく、枯れてしまいます。痰が切れないので気管が塞がっているような感じがします。ピークフローも下がったまま、350〜450です。横になると咳が出たり、咳が出だすと止まらないのは、喘息の状態も悪いんだなぁと思っています。風邪をひく前、プレドニンは1/2錠1日置きでしたが、トータルで1週間ぐらい1錠毎日で飲んでいました。今は1/2錠毎日にしています。あと、口の中が苦いというか…。トマトの汁でしみたり、味がわからないというか、水を飲んでもウーロン茶を飲んでも苦いので? 早く風邪を治したいです。風邪が良くなればピークフローも戻るだろと思っています。こんなにのどが辛いのは、滅多にありません。フルタイドの吸入のせいでしょうか?

<<この間私からの応答あり。しかしパソコン故障につき記録なし>>

コンピューターの調子は良くなりました。リビングに置いてあるパソコンは、全員で使っているので毎晩、争奪戦をしています。母はゲーム、父もゲームとたまに仕事に使い、妹が自分の部屋でノートパソコンでいとこにメールをしているか長電話をしているので大変です。今夜は私が使えました。3/30は大学病院の診察でした。

フルタイドを始めたとき、先生がフルタイドのビデオを出していて、「フルタイド知ってる。喘息のホームページで見たよ。新しいステロイドの吸入でしょ?」と私が話したことがきっかけでフルタイドを始めました。30日の診察のときに、喘息のホームページにフルタイドの報告と質問をしたことを話し、諏訪部先生のメールを見せました。「諏訪部先生のご助言どおり、検査をしてみよう」と言って、咽頭培養をしました。今まで内科ではしたことがなかったので1度調べてみようということになりました。のどの痛みはだいぶ良くなりました。黄色い痰は、量は減りました。薬は、ルリッドに変え、ソランタールと一緒に飲んでいます。ピークフローは500ぐらいに戻ってきました。

検査の結果が出たらまた報告をします。

<<この間私からの応答あり。しかしパソコン故障につき記録なし>>

4/8、咽頭培養の検査の結果が出ました。のどの痛みの原因は、やはりカンジタでした。結果ものどの状態もそれほどひどくないから心配しなくてもいい、とはおっしゃっていました。ファンギゾンシロップ(抗真菌剤)2〜3 mlを精製水100 mlで溶かして、1日3回うがいをして様子を見ることになりました。すごい色のシロップですね。でも、味はイソジンよりいいかな? 本来はうがい薬ではないそうですね。「処方は飲み薬になってるけど飲まないでよ。薄めてうがい用にしてよ」と言っていました。うがいをよくしてセフゾンをもう3日飲むことになりました。

アルデシンをずっと使っているのに、咽頭培養はなぜか内科ではしたことがありませんでした。ちなみに以前したのは皮膚科です。溶連菌感染症の疑いがあったからです。常在菌だけだったので、多形滲出性紅斑でした。諏訪部先生のメールがいいきっかけだったかもしれません。せっかくフルタイドが効いてきたのにカンジタが見つかりショックでした。今までユニフィルやオノンを使い始めても効果が実感できなかったけれど、フルタイドは実感できました。「フルタイドはあなたに合ってると思うよ。カンジタ症になっちゃたけど、フルタイドで頑張ってプレドニン切ろううね」と言われました。M先生との今年の目標、「プレドニンを切ろう!」に光が見えてきたようです。

M先生は、できれば入院して欲しいなぁと言っています。デパートに勤める前は、勤労学生で土日休みの普通の会社に勤め、卒業後はフリーターのような生活をしていました。学校の冬休みと会社の年末年始のお休みに合わして入院をし、パルス療法をしたり、高血圧の検査をしていました。百貨店は、年末年始もゴールデンウイークもないので、入院をしていません。コントロールが悪ければ、有無を言わさず、「入院」と言うだろうけど、「せっかく就職できたのに、入院とはかわいそうで言えない。でも、入院して欲しい」と言っています。高血圧の検査をしたいのと、離脱症候群になったことがあるのでそれを心配してのことだとはわかるのですが、1週間程度お休みが取れるのかが最大のネックです。デパートのリモデルがあり、NEWショップの担当になり、忙しく、社員人事異動も始まり、売場はバタバタしています。7月にはクリアランスセールが始まってしまうので、ゴールデンウイーク後、5月中旬〜6月中旬にお休みが取れるように相談しようと思っています。

うがいをよくして、早くカンジタ症を治します。 

<<この間私からの応答あり。しかしパソコン故障につき記録なし>>

4/21からプレドニンを中止しています。熱は出ませんでしたが、なんとなくだるい、疲れる、眠い、朝、起きれないということがありました。1週間ぐらいで治りました。発作もほとんどなく、ピークフローも500〜580ありましたメプチンエアーも同時に定時吸入も中止にして、発作時のみになりました。週に2、3回程度しか使っていません。ゴールデンウィークが入り、3週間ぶりに診察の日でした。聴診をしたら、「胸の音きれいだよ。変な音、全然しないよ。こんなの久しぶりだね」と言っていました。体調が悪かったとき、プレドニンを飲んだ方がよかったみたいです。「我慢しないで飲んでいいからね。命に関わってくるからね」と。昔、入院中に離脱症候群を起こしたとき、38度ぐらいの熱が出て、1日中ぜーぜー、ヒューヒューしていて、ベッドから起きあがる元気もなくなりました。このくらいだったらまだ平気なのかなぁ? 前はもっと辛かったからなぁと思っていました。病院に電話をするか、メールを書いて諏訪部先生に相談すればよかったなぁと反省しています。でも、倒れなくて良かったです。今日は、採血をして副腎機能のチェックをしました。ステロイドが減って、血圧が下がってくれるといいのですが。今日は150/90でした。まあまあ? でもやっぱりちょっと高め? プレドニン中止で血圧も期待しています。プレドニンを内服すると48時間効果があると聞いたことがありますが、プレドニンが体内から完全になくなるのにはどれくらいかかるのですか? 量はいろいろ変わっていますが、平成3年10月からずっと飲んでいます。

カンジタは治ってきました。痛みもありません。ファンギゾンシロップはまだ続けることになりました。最近、声がかれて、出にくいときがあります。仕事柄、少し困っています。明日は久しぶりの定休日です。診察もないのでゆっくりできます。でも、「休みなら買い物して、夕飯の支度しておいてよ。」と母に言われそうです。気分転換に1日中、ミシンを出して、洋裁してたいなぁと思います。

あさってから(5/13)アレルギー学会のようですね。木曜日のM先生の診察、金曜日、土曜日の助教授の診察も皮膚科の主治医も休診になっています。内科と皮膚科一緒に休診のときは、だいたいアレルギー学会です。フルタイドの治療結果の検討会もあるんでしょうね。

<<この間私からの応答あり。しかしパソコン故障につき記録なし>>

熱が出てきました。

夕方から頭が痛くて、背中も痛いなぁと思い、熱を測ったら37.5度ありました。のどが痛いとか、鼻水が出るということはありません。明日からはアレルギー学会でアレルギー班の先生はみんな出張に行っちゃうのに…。私は38度以上の熱が出るとき、いつも急に出るので水分を十分に取る前に、脱水−発作−身動き取れずということになってしまいます。1年に1回ぐらいですけどね。「アスピリン喘息なんだから熱が出てもがまんしてよ」とか「熱だしても僕は知らないよ」といつも言われています。ソランタールとペントイルしか使えないんですよね。M先生とは長い長いおつきあいなので、私が熱を出すとどうなるのか知っているけれど、助教授も他のアレルギーグループの先生方も知りませんでした。年明けに熱を出してしまったのです。N先生という私より1歳上の先生がずっと診てくれて、助教授は外来をしていたので外来の患者さんが終わってから来てくれました。M先生はICUに入った患者さんがいたので、ほとんどほっとかれていました。処置室で寝てたのに気がついてくれなくて、N先生に言われて気がついたくらいでした。ぐったりしていたので、N先生も助教授も看護婦さんも「いつもと違う。あんなぐったりしているから、心配したよ。お願いだからもう熱出さないでよ」と言われてしまいました。ぺントイルを飲んで、一応プレドニンを1錠飲んで早く寝ようと思います。これ以上高くならないといいのですが…。

<<この間私からの応答あり。しかしパソコン故障につき記録なし>>

今朝も37.3度の熱があったので、ペントイルとプレドニンを飲みました。プレドニンは2錠にしました。「1錠だけでなく2、3錠飲んでもいい」と言われていたので、今朝は2錠にしました。朝は、食欲もあまりなくて、気持ち悪いし、膝や背中が痛かったので大丈夫かなぁ…と不安でした。でも、今日は早番のシフトだったので、遅刻するわけにはいかなかったので出勤しました。熱が高くなったら早退しようと誓って体温計持参で会社に行きました。何とか1日、仕事ができ、熱も37.0度キープで高くならずにすみました。風邪をひいたつもりはないんだけど…。1日仕事して残業もしていたのは、ちょっと無謀だったかなぁとも思っています。家から会社まで約40分、会社から大学病院まで15分弱、会社行って具合悪ければ帰りに病院によって帰ろうというのが頭にあるので、仕事に行ってしまいます。M先生はプレドニンを止めて3週間だからもうあまり心配しなくてもいいとおっしゃっていたけれど、3週間もたってから、突然、離脱症候群になることもあるのでしょうか?

<<この間私からの応答あり。しかしパソコン故障につき記録なし>>

いつもありがとうございます。ホームページ開設2周年おめでとうございます。

5/25(火)は大学病院の診察に行きました。診察のとき嬉しいことがあったのでメールします。

先々週した血液検査の結果が出ていました。心配していた副腎の検査は異常なし。「コルチゾール8.2、脳から副腎ホルモンを出すようにと言うホルモンもきちんと働いているから大丈夫。他のデータも問題なし、オールAです!」とおっしゃっていました。

すなわち、先日の発熱はやはり、風邪のようです。熱が下がった後、下痢をしたり、胃が痛かったりもしていました。アレルギー学会でアレルギー班の先生はみんな学会に行ってしまい、誰もいなくて困っていたのです。医局に電話をしたとき、「全員行っています」と言われ、外来のときに「電話したのに誰もいなかった。T総合病院に行ったら、知らない変な先生が代診してた」と文句を言ったら、M先生が「ごめんよ。僕は木曜日だけで金曜日は帰ってきてたんだよ」と。残念。困ってたのに。プレドニンを止めても副腎は問題なしでした。こないだの諏訪部先生のメールのように飲んでいる期間は長かったけれど。(平成3年夏から飲んでいました)喘息の状態は絶好調です。ピークフローは朝が550〜650、夜が550〜680あります。ぜーんぜん、ヒューヒュー、ぜーぜーしません。今まで夜のピークフローの方が低かったのですが、同じか夜の方が高くなってきました。朝夜変わらないと言うことは日内変動が少ないと言うことですよね。

M先生が陪席についていたN先生に薬の処方箋の指示を出していて、「メプチンエアーはどうする? 持っていくかい?」と聞かれて、「メプチンほとんど使っていないからいらなぁ〜い」と答えたら2人に笑われてしまいました。「う〜ん、メプチン必要ないかぁ〜。フルタイドにしてほんとうに良くなったね。フルタイド様、様だね」と。ほんとうにフルタイド様、様です。M先生は、始め、私にフルタイドを使う予定ではなかったようです。ホームページでフルタイドのことを知っていて、それがきっかけで始めることになりました。フルタイドで劇的に改善です。「近年まれにみる重症患者」と言われたけれど、今は「中等症患者」かな?

もう1つ嬉しいことがあったのですが、続きは明日にします。

<追加応答>

フルタイドの効果すごいですね。副腎機能が正常で、ピークフロー値も680も吹け、メプチンがいらないなんて、私の知る限り女性では最高かも知れません。今度ホームページで紹介しますね。(でも最近、時間がないんです)

もう一つ良いことって何でしょうか?

楽しみにしていますね。

では。


(3)約6年ぶりにスポーツクラブに行けることになりました

【046】28歳女性(デパート勤務)の方から

※更新日と応答紹介日の間に長いギャップがある点をあらかじめお断りしておきます。

<追加メール2>

(平成11年8月23日)

いつもありがとうごいます。

もう1つ嬉しかったこととは、約6年ぶりにスポーツクラブに行けることになりました。私、体重?Kgなのですが、水泳は大好きで得意なのです。高校卒業後、OL時代にスポーツクラブに入りました。水泳とエアロビクスを始めました。喘息になる前です。

喘息になって4ヶ月ぐらいたったとき、咳がひどくて肋骨骨折をしてしまい、3ヶ月ぐらいお休みをしました。復活してからも続け、水泳は大会も出ていたし、エアロビクスは上級クラスも出ていました。それからまた喘息が悪化して、3ヶ月入院をしました。その時の主治医は、アレルギーの先生ではなく、糖尿病の専門医だったので、エアロビクスや水泳などスポーツに対してとても理解がありました。

退院後、1ヶ月ぐらいで、またスポーツクラブに行けるようになりました。先生の理解もありましたが、スポーツクラブのインストラクターは私の体調と運動能力を考慮した特別メニューを作ってくれていました。エアロビクスのときは、いつも一番前でコーチの前、レッスンの途中で血圧と脈拍を測れるようにしてくれていました。できなくなってしまったのは、喘息が悪化したこともありますが、夜間の保育専門学校に通うようになったからです。

昼間仕事をし、夜学校で、時間的に無理になり、退会しました。学校で体育の授業や身体表現という授業(本来はリトミックをするはずなのですが、校庭を走ったり、新体操をしたり、カバティをしたり、変な授業で嫌いでした)では、動くといつもゼーゼー、ヒューヒュー発作になり、授業があった日は学校の帰りに病院に行き、点滴をして帰っていました。こんな生活を3年間していました。二重生活、元気な人でもしんどいのに、喘息悪化しないわけないですよね。3年間に6回、1年に2回も入院することになりますね。6回のうち2回は、内科ではなく、口腔科と外科の入院で手術でしたけど…。

おととしの夏頃からコントロールが良くなってきたので、また、スポーツクラブに行きたい、泳ぎたい、踊りたいと思い始めました。この頃、M先生は、大学病院勤務医の宿命? 1年間、四国へ出張でした。引越をしていたので別のクラブの申込書を取り寄せたところ、診断書がいることになり、N助教授にお願いしました。「喘息のコントロールは良くなってきているからいいが、高血圧なんだからダメだ!君の言うことばかり聞くことはできない!」と怒られてしまいました。M先生が帰ってきて相談をしたけれど、助教授がダメと言ったことはなかなか…。M先生とはずっとなので私がスポーツクラブに通っていたことを知っています。水泳が好きなことも。泳いだらと去年の秋頃から言ってくれていました。しばらくしたらN助教授に相談をするということになりました。今年はスポーツクラブに行けるようになろうという相談していました。今回フルタイドですごく良くなったのでまたお願いしました。去年の夏にも引っ越したので別のスポーツクラブに見学にいき、申込用紙をもらい、診断書がいることも調べておきました。M先生と約束事を決めて、OKになりました。約束事は、

・血圧が上が160以上、下が100以上のときはしない
・競泳はしない(一生懸命頑張りすぎるからダメということに)
・プールでじん麻疹が出たときは泳ぐのをやめる(塩素が強いとじん麻疹が出て発作になったことが何度もあるので)
・薬と吸入を必ず持っていく(発作が出たときはプレドニンを2錠飲み、メプチンエアーを2吸入する。良くならないときは点滴に行く)

M先生が独断でOKを出してくれたけれど、N助教授に怒られないかなぁ? ちょっと心配です。でもあれだけ喘息が良くなっているのだから大丈夫ですよね。血圧も最近は、140/90ぐらいです。M先生が「新しいことにチャレンジしてみよう!」と言ってくれました。今までアルバイトを始めたときも夜学に行くときも就職するときもいつもM先生がそばにいてくれて「やってみよう。頑張ろうね!」と応援してくれました。ダメなときは「ダメ!」と言われますけどね。6/1からスポーツクラブに行きます。オリエンテーションと体力測定をしてトレーニングメニューを作ってくれることになっています。無理をせず、スポーツを楽しみたいと思います。ダイエットもできと…。20kgぐらい減らさないと標準体重になりません。スポーツクラブでのことも書いてみようかなぁと思っています。重症患者でもフルタイドで良くなりました。変われますって。

680のピークフローは良くなり過ぎかしら?

<追加応答2>

水泳とエアロビ始められて良かったですね。結果はどうでしたか?

血圧ですが、フルタイドで喘息が良くコントロールできるようになれば、プレドニンの世話になることも減りますから、血圧も下がってくるでしょう。塩分や糖分、脂分なども摂取しすぎないよう注意して下さいね。血圧の薬は一生飲まなければならない、これはタブーです。薬に頼らずいくらでも正常血圧を維持できるようになります。

フルタイドがN助教授を納得させてくれると良いですね。

>>680のピークフローは良くなり過ぎかしら? ホームページに私のことが載るのですね。

→680はやすごいですね。

では。


(4)スポーツクラブは楽しくて仕方ありません

【046】28歳女性(デパート勤務)の方から

※更新日と応答紹介日の間に長いギャップがある点をあらかじめお断りしておきます。

<追加メール3>

(平成11年8月23日)

6/1からスポーツクラブに行き始めました。もう、楽しくて仕方ありません! オリエンテーションを受け、診断書に基づいていろいろ話をしてメニューの相談をしました。

エアロバイクを使っての有酸素運動とストレッチのレッスンとアクアビクスのレッスンを中心にし、様子を見てレベルを上げていくことになりました。でも、昔から、エアロバイクなどのマシーントレーニングが大嫌いだったので10日間ぐらいでつまらなくなってしまいました。M先生の診察の前日に思い切って、「はじめてエアロ」という30分間の初心者向けのエアロビクスのレッスンを受けました。約束どおりちゃんと血圧と心拍数を測ってからはじめました。インストラクターが「今日、初めての人はいますか?」が呼びかけたので手を挙げました。レッスンが終わった後、「初めてじゃないですよね」と言われました。お休みしていたことを話し、「どうりでぇ。あれだけ動ければ十分。ただ、筋力が劣っているはずだから徐々にやっていきましょう」と言われました。自分でもレッスンについていけて、あれだけ動けたのにはびっくりしました。やっぱり、フルタイドのおかげですね。オリエンテーションをしてくれたインストラクターは、「えっ?!エアロのレッスンに出たんですか?」と言って呆れていました。運動前後の血圧と心拍数を記録したノートを作り、翌日の診察のときに見せました。

「エアロビクスもやったんだね。血圧、いいじゃない。君は、動いているほうがいいみたいだね。血圧も下がってきているしね。それにしても君は、スポーツクラブに行って、アルフィーのコンサートに行ければいいんだもんね。昔から好きなこと変わらないよなぁ。エアロビクスもやってもかまわないよ。頑張りすぎないでよ。少しずつだよ」と。

ちなみに血圧は、120〜145/70〜100です。不安定ですけどね。

「N助教授にこの素晴らしい血圧、見せたいね。高血圧は、N助教授が測るからじゃないの?」と爆弾発言(?)もありました。

「近年稀にみる重症患者」と言われていた私が、復活です!! M先生と一つ一つ治療を積み重ねていった結果ですよね。M先生に私のことが諏訪部先生のホームページに載ることを話しました。とても喜んでいました。

でも、淋しそう…。M先生はインターネットが出来ないと言うのです。これを機会に勉強して欲しいな。けど、ホームページに載ったらプリントしてあげます。デパートで働いており、これからクリアランスセールが始まり忙しくなります。その上、早番遅番の変則勤務です。疲れるけれど、スポーツクラブで気分転換をしたいなぁと思います。重症患者でも喘息治療を熟知した先生と患者と薬がピッタリ合えばきっとコントロールが出来るはずです。

先生方のことが大好きなら患者と先生の関係もバッチリでしょう。私は、M先生もN助教授もN先生も大好きです。ホームページを読んでいる喘息の仲間にも頑張って欲しいなあと思います。ホームページの更新、楽しみに待っています。(M先生も「ホームページはどうなった?」と言っています)


(5)耳鼻科医の対応に切れそうになりました

【046】28歳女性(デパート勤務)の方から

※更新日と応答紹介日の間に長いギャップがある点をあらかじめお断りしておきます。

<追加メール4-1>

(平成11年8月23日)

7/5(月)の夜から発作です。プレドニンを使い、点滴も6日に2本、9日に1本したけれど、ピークフローは500前後です。昼間、仕事中もぜーぜーしています。メプチンエアーも使っています。今回の発作は風邪をひいたわけではなく、鼻炎がひどくなったからのようです。家の近くのT総合病院に1ヶ月前から耳鼻科へ行っています。アイピーディーを飲んでもセレスタミンを飲んでもプリビナの点鼻薬もアルデシンAQネーザルを使っても全然良くなりませんでした。鼻づまりのためにのどが乾燥して、のども炎症を起こしはじめていました。そうしているうちにじん麻疹がひどくなり、発作になりました。耳鼻科の先生に手術を勧められ、大学病院の耳鼻科へ紹介状を書いてもらい、15日に大学の耳鼻科のアレルギー外来へ行くことになりました。入院して手術と外来で出来るレーザー治療があり、レーザー治療で十分ではないかとのことです。N助教授は鼻の治療によって確かに喘息も良くなるが、君の場合、重症の喘息患者でアスピリン喘息で血圧も高いからレーザー治療でも入院をして治療を受けるようにと言われました。M先生も入院するようにと言っています。明日はM先生の診察なのでまた相談することになっています。

<追加メール4-2>

7/15に大学病院の耳鼻科で診察を受けました。

アレルギー外来の先生なのかレーザー外来の先生だったのかわからなかったけれど、Y先生という若い男の先生で、きちんと説明をしてくれて話を聞いてくれる先生でした。

診察の前に紹介状と助教授が書いて下さった依頼の手紙を読んで下さって、N助教授のポケベル番号を探してN助教授を探しているのがカーテンの後ろからわかりました。今日は外の病院の日でいないのになぁと思いながら呼ばれるのを待っていました。

やっと呼ばれて「N助教授とお話ししたかったんですけど、いらっしゃらないようですね」と。「今日は外の病院です。手紙はN助教授が書いて下さったけれど、普段はM先生が診察してくれています。今、診察室にいらっしゃいます」と話し、M先生と電話で話してくれました。いっぱいY先生に私のことを話してくれていたようです。7/23にCT検査をし、7/30にもう一度診察を受けることになりました。鼻の内視鏡をして、鼻たけは出来ていませんでした。

今、鼻の症状は取れてしまいました。喘息発作でプレドニンを飲んでリンデロンを使い、アタラックスを飲めば効きますよね。Y先生もそれだけ薬を使えば効いてくるだろうけど、鼻の粘膜は腫れているとのことです。やっとステロイドが切れたところだったのに、鼻づまりのために苦しくてのどが痛くなって発作になったという愚痴と言うか不安もちゃんと聞いてくれました。全然説明を受けていないことも話しました。CT検査の結果によって手術が必要になるかレーザー治療ですむかわかるからそれから説明をしてくれるそうです。「すっごく難しいですけど、M先生と相談して決めますからあせらずにきちんと治療しましょう」と。レーザー治療ですむといいですが…。

<追加メール4-3>

私、耳鼻科の先生に3回も会えませんでした。1回は受付の人のミスだったけれど、予約を入れて会社を早退したのに会えなくて、治療方針も決まらないし、入院の手続きができませんでした。外来にいたのに手術室に入るからと言って、1度も顔を見ませんでした。やっと4回目に会えたけど、1度も謝ってくれませんでした。しかも、1度呼ばれて話をして、「CTの写真が出ていなかったので写真を出したらまた呼びます」と言って、病棟に行ってしまいました。だから、すごく待ちました。

レーザー治療の予約が、週に1日、1回3人しかできないから普通に待つと10月だけど、入院をしているから別枠で予約ができ、8月中にできるという代診の先生の話でした。

でも、実際は、「9月にキャンセルが出たから予約が取れるけど、僕は休みなんだ」ということに。この先生がいる日なんて言ったらいつ治療ができるのかわからないので予約をし、他の先生にしてもらうことにしました。今までに予約の日に先生と会えなかったこと…あります。

皮膚科の先生が自分の子どもの麻疹に染ってしまい、お休みをしたことがありました。この時は受付の人が説明をしてくれて「今日は△△先生が代診しますが、次の予約はO先生に入れます」と言ってくれました。次の診察のとき、「急にお休みしてごめんね」と言っていました。

O先生はママさんドクターなので、お子さんのことでお休みすることもあります。お子さんが生まれる前は病棟長をしていて、産休後は外来医局長をし、最近、講師になりました。学会があったり、会議があったり忙しいので、用事が出来てしまうと連絡をくれます。または、待っていたりすることもあります。 

内科のM先生はお休みということは滅多にないのですが、用事があったり、発作や熱が出て病院に電話をして、医局にいなくて病棟に行っていて連絡が取れなくても、アレルギー班の先生が誰かが診てくれたりして、そのあとM先生と連絡を取ってくれたりします。「病棟にいるからすぐに降りれないけれど、待っててくれるかい?」と言われることもしばしば。

耳鼻科2回目の受診ときは、午前中が皮膚科と耳鼻科、午後が内科の予約の日だからまだ病院にいるのに、「待っていてもらえますか?」ではなく、「病棟の処置が終わらないから外来に降りられない」でした

3回目のときは、私の勤務をシフトをしてもらい、早退をして病院に行ったのに、「今日も会えなかった」なんて会社の人に言えませんでした。「手術待ちの患者さんを数人担当していて、その人たちの日程が決まらないと動けない。その人たちのスケジュールによっては、8月中に予約を取れるけれど、9月に入ってからになるかもしれないと言われました。病棟から呼ばれていたから5分しか会えなかった」と会社の人に言いました。いい嘘だったでしょ?

私が先生にいくら待たされても怒らずに待っているのを知っている看護婦さんたちは「たまには怒ったら?」と言われ、いつも言っている接骨医院の先生には「あなたはキレることないよね。でも、そろそろキレてみたら?」と言われました。今回の出来事は普段怒らない私でも、頭にきていました。耳鼻科の先生に怒ったほうが良かったのかな?

<追加応答4>

怒りのメール拝見しました。私も読んでいて腹が立ちました。

ただ、恥ずかしいことですが、こういう人間は私の周りには結構いるので、ありうることかな…、という感じではあります。病院関係だと考えると腹が立ちますが、こういう人間はどの業界にもいるのだと思うといくらか腹の虫も治まりますね。ただし、その比率が医学関係には確かに多い。特に、医者は患者から感謝される職業なので、ますますつけあがる人間が多いことは確かですね。

こういう場合の対処は、投書が最良だと思います。診察室で個人的に切れても根本的解決にはなりません。名指しで、なるべく何通も投書してみて下さい。投書は必ず、管理者(病院長などの上層部)に届きますから、厳重注意を受けるはずです。何事も黙っていては改善されないのです。

ところで、喘息の方は如何ですか?

では、早く鼻が治るといいですね。