(5)診察でいきなり「誰が喘息だと診断したの!?」と怒鳴られました。
【083】36歳女性(現在無職)の方より
<追加メール2>
今日、B病院に行き、受診してまいりました。「今日は、どうしたの!?」と呼吸器の医師に聞かれ、「6年ぐらい前から喘息なのですが…」と答えたところで、いきなりその医師はむっとした態度で、「誰が喘息だと診断したの!?」としつこく言い出しました。今までに診ていただいた先生方が喘息だとおっしゃるから、そう信じていましたし、症状のすべてが喘息そのものなので、診断を疑う余地はありませんでした。
吸入ステロイド療法を受けたいと申し出たところ、「誰がそんな事を言っているのか」と聞くので、「ある病院の先生のお話で」と答えたところ、「どこの病院」かと聞かれました。「そんなに偉い先生なら、その先生に診てもらえばいいだろう!
吸入ステロイド療法がふさわしいかどうかも分からないのだから、出せるかどうかも分からないと言われました。とにかく検査をしてからでないとだめだと。検査をしてもらうことにしましたが、吸入ステロイドを出すかどうかは約束できないと断言されました。
喉や鼻を診た後、聴診器を当て始めたのですが、「喘息じゃないよ!」と言い、「大体こんな薬しか飲んでないんだから、喘息じゃないんだよ!」と、一方的に決め付ける始末。挙げ句の果てには、「喘息なんてもんは、薬さえ出していればいいんだから、内科だろうと、皮膚科だろうと、産婦人科だろうと何だって医者ならいいんだよ! 専門医なんかいるわけがないんだ!」と怒鳴りました。喘息なんてもんとは、ずいぶんな言い方です。
悔しさと、怒りで爆発しそうでした。こちらも怒鳴りつけたくなりましたが、怒鳴ったところで更にいやな思いをするだけなので、こらえはしましたが。喘息を馬鹿に仕切った態度は、いったい何なのでしょう。こういう医者がいること自体が、問題のような気がします。いつまで立っても喘息の治療が発展しないのは、現場の医師の研究心の無さや、根本的な無関心さが原因のように思えてなりません。
いやな思いをして、胸部レントゲンを2カット撮り(放射線をしっかり浴びさせてもらい)、痛い思いをして血液を5〜6本も取り、14,000円も払うのかと思うと、すごく頭に来るのです。
「喘鳴が聞こえないから喘息ではない」と言い、「喘息ではないのですか!? それなら嬉しいんですけれど」と言うと、「検査しないと分からない」と言う。「今飲んでいる薬を全部やめても大丈夫だろう」と言いながら、「喘息患者はたばこを吸ったらいけないというのは常識だ」と言う。いったい私は何なのでしょう? 極端な意見ばかりで、聞いていられませんでした。
アルデシンの吸入を最近始めて、調子がすこぶるよくなったことを伝えると、「じゃあ、アルデシンだけでいいか」と言い出すし、その数秒後には「何も要らないだろう」と言う。こんな医者、いていいのですか?
病院に行くたびに、医者不信に陥ります。
信頼と敬意を込めて『先生』とお呼びしたいのに、こうなると『医者』と軽く言い流したくなります。その医者を思い出すたびに不愉快になります。
吸入ステロイドを処方してもらえないような気がするので、また他の病院を探そうと思います。とりあえず検査だけはこのまましておくつもりです。今度、肺活量の検査を受けます。最終的な診断は、後日になるそうです。
紹介状を持ってこいと言われました。今までの治療内容が明記されたものを持ってこいと。そんな過去のこと、重要なのですか? これからどうするかの方が重要だと思います。患者自身の申告ですまないのかと不安になります。だいたいのことは分かっているのですから。
訳の分からぬままに処方されていたアルデシン。どうやらこっちの病院の方が、私たちのような患者には都合がよいかもしれませんね。無責任に処方してくれる方が、自己管理ができてよさそうです。
あまりひどいことばかり言うので、最後には、「薬だけ出してくれれば結構です! 後は自己管理でやりますから!!」と言ってしまいました。だめな医者と判断するしかありません。
どうも私は、病院運がつくづくないようです。すごく傷つきました。
軽いなら軽いうちに吸入ステロイドですよね? こうなったら、自己管理で徹底的にがんばります。いろいろとご相談させていただくことも増えて行くと思いますが、どうぞ見捨てないで、お導きください。勝手ばかり申しまして恐縮ですが、よろしくお願いいたします。
ご自愛のほど祈念いたします。
<追加応答2>
メール拝見しました。
世の無常を感じずには読めませんでした。私も、一呼吸器専門医として、このような医者がいるのかと悲しくなってしまいました。B病院の関連大学には、何人か知っている先生がおりますが、願わくば私の知らない医者であることを祈ります。
はっきり言えることが2つあります。一つは、このような医者はこれからの医療制度では生き残って行けないことです。このような医者を裕福に養って行けるほど日本の現在の医療制度は余裕はないはずです。医師過剰がささやかれ、我々国立医療機関でさえ、患者確保に躍起になっているご時世なのです。ましてや、私立の大学病院においてはなおさらです。もうひとつは、やはりこのような医者ばかりではありませんので、どうか落ち込まないで下さい。医療界に限らず、この種の人間はどこにでもいるものです。ただ、かえすがえす、あなたの病院が悪いようで、それが残念です。
>>「誰が喘息だと診断したの!?」としつこく言い出しました。
→ある方が耳鼻科を受診し、「鼻炎がひどくて…」と言ったら、いきなり「誰が鼻炎と診断したんだ! 診断するのはこの私だ!」と怒鳴った先生がいたという話を聞いたことがあります。それと同じ事ですね。なんとも馬鹿げた話しですね。
私のところにも、「喘息がひどくて…」とくる方がいます。しかし、どう診てもタバコの病気と考えられるので、検査をし、その結果やはり喘息でないことがよくあります。それを患者さんに教えてあげると、ほとんどは「うーん、そうでしたか」とうなずいてくれます。そう言うところこそ専門医の腕の見せ所になるのですが…。
>>「喘息なんてもんは、薬さえ出していればいいんだから、内科だろうと、皮膚科だろうと、産婦人科だろうと何だって医者ならいいんだよ! 専門医なんかいるわけがないんだ!」と怒鳴りました。喘息なんてもんとは、ずいぶんな言い方です。
→これは、本当に呼吸器科の医者ですか? たまたま専門医が不在で、代行した医師ではないのですか? そうでないとすれば、呼吸器でも、肺癌とか感染症とかを専門とする呼吸器内科医で、喘息を病気と認識していない医者ですね。確かにこういう認識の医者はいることはいますね。
>>いやな思いをして、胸部レントゲンを2カット撮り(放射線をしっかり浴びさせてもらい)、痛い思いをして血液を5〜6本も取り、14,000円も払うのかと思うと、すごく頭に来るのです。
→初診だからある程度はかかるとしても、確かに高いですね。アルデシン以外の薬は出して貰えたのでしょうか?
>>「喘鳴が聞こえないから喘息ではない」と言い、「喘息ではないのですか!? それなら嬉しいんですけれど」と言うと、「検査しないと分からない」と言う。「今飲んでいる薬を全部やめても大丈夫だろう」と言いながら、「喘息患者はたばこを吸ったらいけないというのは常識だ」と言う。いったい私は何なのでしょう? 極端な意見ばかりで、聞いていられませんでした。
→恐らく、発作間欠期の喘息患者を診断したことがないのでしょうね。明らかに発作が起きていれば、喘息として対処していたのでしょう。喘息が慢性気道炎症に由来することを認識していないようです。あまり大きな声では言えませんが、長くかからない方が良いかもしれませんね。
>>アルデシンの吸入を最近始めて、調子がすこぶるよくなったことを伝えると、「じゃあ、アルデシンだけでいいか」と言い出すし、その数秒後には、「何も要らないだろう」と言う。こんな医者、いていいのですか?
→他の職業へ転職した方が良いでしょうが、何をやっても同じでしょう。
>>病院に行くたびに、医者不信に陥ります。信頼と敬意を込めて『先生』とお呼びしたいのに、こうなると『医者』と軽く言い流したくなります。その医者を思い出すたびに不愉快になります。
→どんな顔をしてるのでしょうか? あまり見たくないですが…。
>>吸入ステロイドを処方してもらえないような気がして。また、他の病院を探そうと思います。とりあえず検査だけはこのまましておくつもりです。今度、肺活量の検査を受けます。
→そうですね。お金を払ったのですから、検査結果だけはしっかり聞いて下さい。私も知りたいので、「肺活量と1秒量」だけはメモしてきて下さいね。こんなことを聞くと、また怒鳴られるかもしれませんが、医療情報は患者のものです。カルテ開示が取りざたされている昨今ですから、医者としても教えないわけにはゆかないでしょう。
>>紹介状を持ってこいと言われました。今までの治療内容が明記されたものを持ってこいと。そんな過去のこと、重要なのですか? これからどうするかの方が重要だと思います。患者自身の申告ですまないのかと不安になります。だいたいのことは分かっているのですから。
→あればそれに越したことはないでしょうが、必ずしも必要はありません。
>>訳の分からぬままに処方されていたアルデシン。どうやらこっちの病院の方が、私たちのような患者には都合がよいかもしれませんね。無責任に処方してくれる方が、自己管理ができてよさそうです。
→他の薬剤ならこのようなことは危険なことですが、吸入ステロイドは副作用がないため、自己管理が可能なのです。
>>あまりひどいことばかり言うので、最後には、「薬だけ出してくれれば結構です! 後は自己管理でやりますから!!」と言ってしまいました。だめな医者と判断するしかありません。
→よく言いましたね。どんな顔をしてましたか、その先生。
>>どうも私は、病院運がつくづくないようです。すごく傷つきました。
→病院は、他にもたくさんありますから、がっかりしないで下さい。
>>軽いなら軽いうちに吸入ステロイド、ですよね? こうなったら、自己管理で徹底的にがんばります。
→そうです。頑張って下さい。
では。
【083】36歳女性(現在無職)の方より
<追加メール3>
メール、どうもありがとうございました。愚痴のようなメールで恐縮だったのですが、諏訪部先生のコメントを読んで、気持ちも落ち着きました。
今日は、一切、薬の処方はありませんでした。なおさら14,000円という金額に驚きました。領収書を見ても、保険点数制度が分からない一般人には、病院からの請求はどうも納得が行かないことが多くなります。
これは余談ですが、この夏に母が白内障の手術を受けた時、どうも、同じ手術で一緒に入院した人たちの請求金額が見事にバラバラで不思議に思いました。同じ薬で、同じ治療なのにです。手術の微妙な違いがあったとしても、数万円も差があると、解せなくなります。点数というのは、本当に分かりにくいです。請求されたら払わないわけにいかないし、説明してほしいとリクエストしても、点数ですからという答えしか返ってこないし、埒があきません。どうなっているのかなといつも疑問です。
前回の医者は、呼吸器内科の専門医です。喘息を病気と認識していないのだと思います。一度見たら忘れられない、夢に出てきそうなお顔立ちでした。お心当たりがなければ、お知り合いの先生ではなさそうですね。安心しました。
私の診察の前にも、きれいな若い女性が喘息で受診されていましたが、やはり怒鳴られていて、診察室から出てきて、お母様と顔を合わせた時に、悲しそうな顔をされていました。喘息患者の敵です。結婚指輪をしていたのが、とても不思議で、医者という肩書きで結婚したに違いないと思うことにしました(笑)。
薬だけ出してくれればいいんです! 後は自己管理しますから!! と怒鳴ったら、急に静かになりました。表情は相変わらずでしたが…。薬さえ出しておけば良いというなら、これは当然の理論です!
無病息災といいますが、むしろ何か一つ病気がある方が、健康管理も真剣にするので、かえって大事に至らないのかもしれません。喘息は、風邪には特に気をつけるわけですから、万病の元の風邪に対して注意を払うということは、きっと良いことだと思います。ですから、私は、喘息と仲良く付き合って(?)いこうと思います。無病息災ではなく、一病息災として。そう思えば、長い治療も明るく受け止められますでしょう。
一つ心配なのは、今回の検査の結果が良好で、喘鳴もないままでいたら、喘息ではないことになります。でも、どんなに弱い薬でも、飲まなければ発作が出るわけです。やはり喘息の治療をして良いのですよね? 喘息の治療をして、効果があるということは、喘息だという考え方で間違えはありませんか? 的確な診断が得られないと、自己診断するしかなく、心配になります。現在、アルデシンを1日に8吸入しています(ただし、オープンマウス法)。天候は下り坂ですが、ふこぶる快調です。睡眠時間3時間で、くもり時々雨の天候の中、30分早足で歩いても、何の変化もなく絶好調です。
それから、スペーサーがない今、オープンマウス法で行うしかありませんが、口元にステロイド剤の霧が付着するのではないかと心配です。やはり、うがいとともに、洗い流した方が良いのでしょうか? それとも心配ありませんか。また、吸入は、続けてしても構わないとのことですが(これは小嶋先生のHPにあったと思います)、吸入1回毎にうがいをした方が良いのでしょうか? それとも連続して吸入し、最後にまとめてうがいをしても構いませんか?
喉を鏡で見たら真っ白になっていた夢を見たので、少し心配になってしまいました。Zensoku WebのAICHANが、カンジダで困ったというのを読んだ晩のことでした。少し心配性かもしれませんね。吸入毎にうがいをしています。結構しつこく。吸入時に舌に刺激をかすかに感じることもあったので、角度を変えて調節しています。でも、ガスのせいか、吸入すると痰が出ます。軽い発作になることもありますが、さっさとメプチンを使って発作を鎮め、元気復活しています。メプチンもしっかり吸えず、軽く吸う程度です。どうも、ガスがだめなように思えます。でも、軽く吸入しても落ち着くので、あまり心配していません。軽くなってしまったくらいのMDIの方が使いやすいという感じです。フルチカゾンは、ガスを使っていないとか。期待します。
また、肺活量などの結果が出ましたらご報告いたします。多分正常値が出るような気がしていますが。
諏訪部先生の正式な(?)患者でもないのに、こうしていろいろと親身にアドバイスをいただけることは、この上ない幸せです。がんばります! 絶対完治する意気込みです。
<追加応答3>
大分、気持ちは落ちつきましたか?
>>同じ手術で一緒に入院した人たちの請求金額が見事にバラバラで不思議に思いました。同じ薬で、同じ治療なのにです。手術の微妙な違いがあったとしても、数間年も差があると、解せなくなります。点数というのは、本当に分かりにくいです。請求されたら払わないわけにいかないし、説明してほしいとリクエストしても、点数ですからという答えしか返ってこないし、埒があきません。どうなっているのかなといつも疑問です。
→そうですね。実は、この保険点数や医療経済について、我々もそうでしたが、医学生にはまったく講義がないんですね。だから、知識がないと、患者の出費を考えない検査や治療を行ってしまうんです。多くは、偉くなって病院経営を考えなくてはいけない立場になったり、開業したりするようになると、どの検査は何点、どの薬は何点と勉強始めるんですね。そうすると、今度は逆にこの検査をすると儲かるとか、この投薬は割が合わないとか、そろばんをするようになるんです。
しかし、儲かる検査、儲かる投薬なんてものは、皆が同じようにやれば、殺到して必ず医療財政を圧迫するようになりますから、ゆくゆくは厚生省が抑制をかけるのは目に見えています。愚かなことですね。そもそも医業で設けようなんてのが、浅はかな考えなのだと思います。医師の報酬は、結果としてついてくるものでありたいです。最近は、医師ばかりでなく、製薬会社や検査機器メーカーが、「良い医療、最先端の医療」の大義名分の元に、保険財政から稼ごうとしていますから、手に負えませんね。
同じ診察や手術でも、点数が違うのは、おそらく初診か再診かにもよるし、同じ採血でも行う検査の中味の違い、合併症の違い、同じ手術でもその中で特別な処置をしたとか、術後異なる薬を使ったとか、様々な要素があるのでしょう。しかし、今後は、定額医療制度といって、ある病気を治すのに、一定額しか保険から支払われなくなる日が来るでしょう。残りは、患者の自己負担か、病院の赤字になってしまいます。こうした時代こそ、医者や医療機関が淘汰を受けるときですね。逆に、患者も医療機関を選ぶ目を養わなければなりませんから、益々健康には気を配るようになるのかもしれません。「先生にすべてお任せします」なんて時代はもう古いのです。今の日本は、国民皆福祉の名の下に医療経済が崩壊しかけている(いやすでに崩壊している)のです。
>>無病息災といいますが、むしろ何か一つ病気がある方が、健康管理も真剣にするので、かえって大事に至らないのかもしれません。喘息は、風邪には特に気をつけるわけですから、万病の元の風邪に対して注意を払うということは、きっと良いことだと思います。ですから、私は、喘息と仲良く付き合って(?)いこうと思います。無病息災ではなく、一病息災として。そう思えば、長い治療も明るく受け止められますでしょう。
→私が、喘息になったことに唯一光を見いだすとすれば、まさにこの点にあります。喘息を克服できると、他の病気にはなりにくくなると信じています。長生きもするのではないでしょうか?
>>一つ心配なのは、今回の検査の結果が良好で、喘鳴もないままでいたら、喘息ではないことになります。でも、どんなに弱い薬でも、飲まなければ発作が出るわけです。やはり喘息の治療をして良いのですよね? 喘息の治療をして、効果があるということは、喘息だという考え方で間違えはありませんか。
→こういうことは診断がつかないときによく行われます。「治療的診断」といって、どうしても診断がつかないとき、喘息なら、発作止めが効くか、吸入ステロイドが効くかなどです。喘息の境界型の方は結構多いものです。レントゲンや肺機能などで異常がなくても、吸入ステロイドで劇的に良くなれば、喘息として間違いないことは多いですね。
>>それから、スペーサーがない今、オープンマウス法で行うしかありませんが、口元にステロイド剤の霧が付着するのではないかと心配です。
→アルデシンをおいてある病院なら、必ずインスパイア・イースというスペーサーを扱っています。無料ですから、今度病院へ行ったときで結構ですからぜひ聞いてみて下さい。
それまでの応急処置はいくつかあります。それは、ペットボトルやパック牛乳の空になったのをきれいに洗って、底の方をはさみやカッターでくり抜くのです。そして、底から容器の中へアルデシンを噴霧し、注ぎ口からゆっくり吸うのです。
>>うがいとともに、洗い流した方が良いのでしょうか? それとも心配ありませんか。また、吸入は、続けてしても構わないとのことですが(これは、小嶋先生のHPにあったと思います)、吸入1回毎にうがいをした方が良いのでしょうか? それとも連続して吸入し、最後にまとめてうがいをしても構いませんか?
→うがいのやり方は、好みの問題で、効果自体には影響ありませんが、私は1吸入毎のうがいを勧めています。回数が多い場合、長期間に渡る吸入などでは、一回毎にうがいしないと、口腔内に沈着する確率が高くなります。一回一回のうがいは、吸入ステロイドの副作用防止の点で、これ以外にない方法です。また、口腔内に残留した薬剤は、カンジダを生やす以外は何の役目も果たしません。しつこく除去して下さい。
では。