(1)乳酸菌酸性物質に巡り会い喘息が良くなりました。
【085】40歳女性(パート)の方から
<質問>
初めまして。
私は40歳で女性です。会社にはパ−トで働いています。
6月の末ごろから風邪が治らず7月18日には、血液検査で炎症値がすごく高く、肺炎にかかっている、とお医者さんに説明を受けました。それから点滴を何回か受けて、肺炎は治っている。との事ですが、夜のせきがひどく、ぜ−ぜーが良くならず、どうしたらよいかと悩んでいる時、先生のホ−ムペ−ジを見つけました。
小児喘息はありません。
私の自己紹介をさせたいただきます。
私は昭和58年(今から16年前に)ある膠原病にかかりました。初めは、A病院でだいぶ見て貰いましたが、良くならず、身体のこと、心のこと、栄養のこと、薬のこと、私なりに色々勉強しました。私ばっかりどうして…と何回思ったか分かりません。栄養剤もたくさんのみました。そして、B医師に出会い、自然治癒力を増し、生命力・免疫力を増すという乳酸菌生産物質にめぐりあい、ここまで元気になり、働ける身体になっていたのですが…。
今回の風邪をきっかけに喘息になってしまい困っているときに先生のホ−ムペ−ジでステロイド吸入という治療方法に心がひかれて手紙を書いています。
私が風邪が治らなくなったのには、会社でイヤなことがいっぱいあり、それが心の中から離れず苦を作ってるときに、咳がどんどん悪くなっていきました。
今かかっている先生から、2週間前から実はアルデシンという吸入をすすめられていました。この吸入がステロイドと知らず私は、やったりやらなかったりの日々でした。先生のホ−ムペ−ジではベコタイドということばがありますが、私が今かかっている先生から今いただいているアルデシンとベコタイドはどのように違うのでしょうか?
わたしはこのアルデシンを使いはじめて、夜の3時、5時頃出る咳が少なくなってきて、テオド−ルをなるべく飲まないようにしているところです。
また、ピ−クフロ−という言葉と説明がありますが、どこで買えてどうやって使って自己管理をしていくのかさっぱり分かりません。
私は今までの経験上、薬の副作用が気になって仕方がなかったのに、このステロイド吸入方法は、心が引かれるものがあり、神様は、ここでまた私を救ってくれようとしているのかな、と感じました。
先生のメ−ル楽しみに待っています。
<応答>
初めまして。
メールありがとうございます。
>>私は昭和58年(今から16年前に)ある膠原病の種類の病気にかかりました。
→膠原病ですね。やっかいな病気になられたのですね。全身性ステロイドなども使用したのではないかと思います。
>>アルデシンとベコタイドはどのように違うのでしょうか?
→これは、ホームページの「質問と応答」でも触れていますが、まったく同じものです。製造している会社が違うだけです。しいて言えば、アルデシンは、1回の噴射で、50マイクログラムが出るのに対し、ベコタイドは50と100の2種類があり、最近は100が一般的になってきています。しかし、アルデシン100というのもすでに出回っています。アルデシンを処方してもらうと、青いインスパーア・イースという音の出るスペーサーがただで貰えるのですが、ベコタイドでは、ボルマチィック・ソフトという黄色のスペーサーが貰えます。どちらも有効ですが、私は1個1000円のボルマチィック・ハードを薦めています。
>>私はこのアルデシンを使いはじめて、夜の3時、5時頃出る咳が少なくなってきて、テオド−ルをなるべく飲まないようにしているところです。
→もう効果が出ているのですね。確かにテオドールを中止したいお気持ちはわかりますが、できればピークフローメーターを記録して、自覚症状に依らない自己管理をお勧めします。
>>また、ピ−クフロ−という言葉と説明がありますが、どこで買えてどうやって使って自己管理をしていくのかさっぱり分かりません。
→これも入手の仕方は、ホームページの「質問と応答」でも触れています。アルデシンを処方してくれた先生に聞いてみて下さい。また、薬局に問い合わせれば、取り寄せてくれるでしょう。それでも駄目なら、直接メーカーをお教えしますので、その時はまたメールを下さい。
どうやって管理をするかは、まず取り入れて、記録を開始してみることです。そうすれば、色々と気付く点が出てきます。私も、色々なことを患者さんから教えていただきました。あなたもきっとうまく行くでしょう。
では。
<追加メール>
メ−ル届きました。ありがとうございます。
実は、ホ−ムペ−ジを見て、メ−ルを出すのは先生が始めてでした。
アルデシンについての丁寧な説明ありがとうございました。
正しい吸入方法というペ−ジを見て、必ず1噴霧1吸入の原則と書いてあるのを、読みました。今見ていただいているお医者さんは、「3回噴霧して3吸入をゆっくりを1日3回やってみて下さい」と言う説明で諏訪部先生との説明の違いにビックリしています。共通マニュアは存在していないとありますが、同じ物を使っても治ったり治らなかったり、私は昨日から1噴霧1吸入を3回を1日3回する方法に変えました。どうしてこんなに説明が違うのでしょうか? また、鼻から息を吐き出すという方法も諏訪部先生のホ−ムペ−ジで知りました。
ピ−クフロ−メ−タ−の件は、今見ていただいている先生に聞いて見ようと思っています。少し、勇気をだして…。
さて、私の膠原病について、少し書きます。
「寄稿集」の中の諏訪部先生の「ひとりごと」、読ませてもらいました。諏訪部先生が、ステロイドがきかない難治性肺疾患を見ていられること。喘息の対しての、諏訪部先生の全身性ステロイド、そしてステロイド吸入の考えは分かってきました。
私も、膠原病と言われてから、エンピナ−スそしてチオラをのんでいました。チオラは飲むと高熱が出るかもしれない、と言われましたが、私の場合、湿疹と胃腸障害がでました。先生がそのたびに電話で薬の量の指示してくれましたが、家まで尿を取りにきてくれたり、今思えば、研究材料の一人だった、とおもいます。
諏訪部先生、私のひとりごともきいていただけますか?
>>膠原病で全身性ステロイドなども使用したのではないかと思います。
とありますが、私の場合、出産をきっかけに漢方など自己管理にきりかえました。ステロイドは飲みませんでした。風邪を引きやすく、近くのX医者、Y医者と行くと、どこでもまた風邪をひいたのと言われ、体がだるく辛い時期が何年もありました。A病院に行って全身性ステロイドを使って貰おうと思ったことが何回もありました。
そんなとき知り合ったのが、この間もちょっと書きましたが、乳酸菌生産物質なのです。色々な民間療法が流行っているなか、腸内の有益菌を増やし有害菌の増殖を防止し人間の生まれながらの自然治癒力、生命力、免疫力をふやすことで、苦痛から解放されていく、という方法。私の場合も、何回かの好転反応はありましたが、胃腸が丈夫になり、会社で働けるだけの体力までも回復されました。先生のひとりごとなかでもふれているように、患者さんを良くしていくことと、医者として身を立てていくことのジレンマとありましたが、私も免疫力をあげていくという方法を勧めているB先生みたいな医師もいるのに、薬の副作用で苦しんでいる人がなんと多いか。諏訪部先生みたいに大学で研究されている先生には、こんな事にはやはり興味はないのでしょうか?
諏訪部先生の喘息ホ−ムペ−ジを心の支えに今治療している私ですが、私の血液型O型という、思ったことは聞いて貰いたいと言う性格こんなメ−ルを書きました。
良かったらまたメ−ルください。