(1)アスピリン喘息の発作が起きましたが今後すべきことを教えて下さい。
【114】28歳女性(主婦)の方から
<質問>
こんにちは。
私は28歳の主婦です。
昨年の6月に初めての子供を出産しました。
今日、はじめて先生のHPを拝見しました。その結果、私は現在の自分のことがとても不安になってしまいました。
今日までの経過は以下のとおりです。
私は、昨年の9月頃から、夜ふとんに入ってしばらくした時や、朝方などに咳が出るようになり、なかなか寝付けない事が多くなりました。昼間は、まったく普通で元気なのですが、なぜか夜に寝ようとすると咳が出るのです。
最初は、市販の咳止め薬を何種類か飲みましたが、ほとんど効果がありませんでした。そして、だんだんひどくなって、夜中の咳が2、3時間止まらなくなってきたので、近所の小児科・内科にかかりました。しかし、そこで最初にもらった咳止め薬は効かず、2度目の受診で「軽い喘息かもしれない」と言われて、もらった薬はとても良く効きました。もともと鼻炎がちだったのも、一緒に良くなるくらいでした。
薬の種類は3種類くらいで、そのうち就寝前に飲むようにと言われたのが「イノリン(記号TA109)」という薬で、その他の薬の名前は記録していなかったのでわかりません。(種類は気管支拡張剤だったはずです)
その薬も3日分くらいだったので、すぐになくなってしまい、自分で薬局に行って、ぜんそく関係の薬を探して、「アストフィリン」という名前の薬を購入し、しばらくは寝る前にこの薬を飲んでいました。効果はまあまあ良くて、以前の様に咳が止まらない事はなくなったので、すっかり安心していました。
ところが、つい先日の事です。前日の夜から喉の痛みを感じて、昼間も微熱があり、それが夜になってだんだんと高熱(38度5分)になってきたので、流行のインフルエンザだわ!と思い、昨年の7月に病院でもらった解熱剤(ロキソニンという薬です)が残っていたので、それを1錠飲みました。
すると、1時間くらいたってから軽い咳が出始めました。解熱剤の効果で熱は下がって、体は楽になっていたので気にしていなかったのですが、だんだん息苦しくなってきて、呼吸をすると、「ヒューヒュー」と音がするようになりました。(咳はときどき出る程度でした)以前に夜中の咳がひどかった時でも、こんな息苦しさを感じる事は無かったので、なんだか不安になり、夜間急患センターを訪れました。すると、「アスピリンぜんそくです。すぐに点滴しましょう」と言われ、1時間くらい点滴をすると、今までの苦しさが嘘のように楽になり、2時間後には家に帰ることができました。翌日、再度熱が高くなりましたが、薬は飲まずに乗り切り、翌々日にはこのインフルエンザもなんとか治りました。
その後も、昼間はまったく普通と変わりありませんが、やはり寝ているときに咳がでるし、「アスピリンぜんそく」という言葉も気になったので、再度近所の小児科・内科を受診しました。
そして経過を話したところ、以下のくすりをもらいました。
・テオドール100 mg(朝夕食後、1回2錠/7日分)
・イソパールP(咳がひどい時に2カプセル)
・プレドニゾロン5 mg(咳が非常にひどい時に2錠)
・イノリン(ぜいぜいする時や、就寝前/1回1錠、7日分)
先生に、「これを飲んでいれば治りますか?」とたずねたら、「わかりません。良くなる人もいますし、かえって悪くなる人もいます」と言われました。ただ、プレドニゾロンに関して、「これは本当に咳がひどい時だけ飲むようにしてください。強い薬なので、他の薬が効かなくなります」と念を押されました。
そして、薬のことをいろいろとインターネットで調べるうちに、先生のホームページにたどりついたのです。(長い説明ですみませんでした。)喘息については、まったく無知だったので、いろいろ勉強になりました。
しかし私は、まだ本当に自分が喘息なのかも信じられないくらいです。昼間はまったく普通ですし、夜の咳も、それほどひどい状態では無いからです。
でも、現在の治療法として、上記の薬の治療が本当に良いのか、よくわからなくなってしまいました。先生のHPでは、吸入ステロイド療法の重要さが多く書かれていました。では、私の今の治療法では、喘息は治らないのでしょうか?
また、アスピリン喘息とはどのようなものなのでしょうか? 夜中に咳がでる喘息とは、また違うものなのでしょうか? 私は、10年来の偏頭痛持ちで、常に薬を持っています。偏頭痛の前兆がはじまったときに、薬を服用して偏頭痛の発作を抑えるためです。(カフェルゴットや、クリアミンAという薬です)これは、私にとって手放せない薬です。しかし、このような薬も今後注意しなければいけないのでしょうか?
なんだか、わからないことが多くて、質問だらけになってしまいました。すみません。
ただ今は、なんとか健康を取り戻したいのです。7ヶ月の息子のためにも、以前のような体に戻したいのです。私は今、一番に何をすれば良いのでしょうか? 症状が軽いうちにしなければいけないことが、あればぜひ教えてください。
お忙しいところ申し訳ありませんが、アドバイスお願いします。
<応答>
初めまして。
メール拝見しました。
アスピリン喘息とは、大変な体験をされましたね。しかし、処置が適切で本当に良かったと思います。
>>今日、はじめて先生のHPを拝見しました。その結果、私は現在の自分のことがとても不安になってしまいました。
→どうか、過剰に不安になることなく対処して下さい。喘息は正しい知識があれば恐れる病気ではありません。甘く見たり、努力を怠ったりするとしっぺ返しが来る病気です。
>>最初にもらった咳止め薬は効かず、2度目の受診で「軽い喘息かもしれない」と言われて、もらった薬はとても良く効きました。(…略…)薬の種類は3種類くらいで、そのうち就寝前に飲むようにと言われたのが「イノリン」という薬で、(…略…)
→気管支拡張剤が効果を発揮する咳はやはり喘息による咳でしょうね。
>>流行のインフルエンザだわ!と思い、昨年の7月に病院でもらった解熱剤(ロキソニンという薬です)が残っていたので、それを1錠飲みました。
→ロキソニン以前は服用しても何ともなかったということですね? このころは、喘息の症状がなかった頃ですね。ロキソニンはピリン系ではありませんが、今回のようにアスピリン喘息は起こってもおかしくはありません。アスピリン喘息は、一般に「薬剤誘発喘息」のことを指すと覚えておくとよいでしょう。あなたのように、以前は何ともなかった薬剤でも、喘息になってしまった後、または体調の思わしくないときに服用すると、このようなことが起きるようです。従って、普段から喘息を良い状態に維持しておき、新しく使用する薬剤は十分注意する、あるいはやむなく服用するときは人前で宣言してから服用するようにして、何かあったら救急車を呼ぶなどすぐ対処できるようにすべきですね。
>>再度熱が高くなりましたが、薬は飲まずに乗り切り、翌々日にはこのインフルエンザもなんとか治りました。
→風邪薬が服用できないとすれば、普段から風邪の予防には十分気を付けなくてはいけません。熱が出ても氷冷などで対処して行かないといけません。しかし、高熱が続くことは時に危険を伴いますので、やはり医師に相談して下さい。
>>以下のくすりをもらいました。
・テオドール100
mg(朝夕食後、1回2錠/7日分)
・イソパールP(咳がひどい時に2カプセル)
・プレドニゾロン5 mg(咳が非常にひどい時に2錠)
・イノリン(ぜいぜいする時や、就寝前/1回1錠、7日分)
→プレドニンが処方されていますね。それなら、吸入ステロイドの方が安全だと思うのですが、まだアスピリン喘息の発作以外は発作らしい発作を起こしていないからなのでしょうね。もちろん私は、アスピリン喘息の既往があるということは、普段から吸入ステロイドで気管支炎症をより完全に除去しておいた方がいいと思います。
>>しかし私は、まだ本当に自分が喘息なのかも信じられないくらいです。昼間はまったく普通ですし、夜の咳も、それほどひどい状態では無いからです。
→実はここが問題なのです。これはあくまで自覚症状による判断で、実際には気管支炎症が残っている可能性があるのです。あるいは、今は仮に気管支炎症は軽度でも、知らず知らずのうちに気管支炎症が悪化し、いつのまにか咳が出たり風邪を引いたりして発作を起こすことが多いのです。この防止には、ピークフローモニターが最適です。今くらいからピークフロー値を記録してみては如何ですか? 意外と何ともないと感じている今でも正常値より低いことがあります。また、今は正常でも咳がひどくなる前に低下することも考えられます。ピークフローモニターは気管支炎症のモニターなのです。
>>でも、現在の治療法として、上記の薬の治療が本当に良いのか、よくわからなくなってしまいました。先生のHPでは、吸入ステロイド療法の重要さが多く書かれていました。では、私の今の治療法では、喘息は治らないのでしょうか?
→一般的な経過は、上記処方でいったんは症状は軽快するのですが、アレルギーの引き金になるダニや発作の誘因となる日常生活を十分にコントロールできない(できない方達がほとんどですが…)と、炎症は悪化してしまいます。だったら、早めに吸入ステロイドを使って炎症を極力抑えてしまった方がどれほどいいかしれません。その後ピークフローの値をみながらであれば、たとえ中止してもピークフロー値が下がったときだけ吸入ステロイドを使って行けば非常に理想的なコントロールが可能になります。しかし、多くの方が、もっと痛い目に遭わないとこういう管理をしてくれないというのが悩みの種ですね。
>>アスピリン喘息とはどのようなものなのでしょうか? 夜中に咳がでる喘息とは、また違うものなのでしょうか?
→何ともなかった方が突然アスピリンなどの薬剤で発作を起こす場合もまれにはありますが、多くはあなたのようにすでに喘息と診断されていて、不注意に消炎剤などを服用して発作を起こす場合、アスピリン喘息といいます。また、アスピリン喘息は、服用する薬剤に留意する以外は、普通の喘息と治療は変わりません。
>>私は、10年来の偏頭痛持ちで、常に薬を持っています。偏頭痛の前兆がはじまったときに、薬を服用して偏頭痛の発作を抑えるためです。(カフェルゴットや、クリアミンAという薬です)これは、私にとって手放せない薬です。しかし、このような薬も今後注意しなければいけないのでしょうか?
→これも、ロキソニンのように喘息になってから服用していないとすれば、同じ可能性がありますね。しかし、喘息になってから何度か服用しても大丈夫だったのであれば、喘息の状態がよほどひどくなければ、大丈夫でしょう。しかし、先程の注意点を守ることに越したことはありませんね。
>>ただ今は、なんとか健康を取り戻したいのです。7ヶ月の息子のためにも、以前のような体に戻したいのです。私は今、一番に何をすれば良いのでしょうか? 症状が軽いうちにしなければいけないことが、あればぜひ教えてください。
→ピークフローメーターの導入とできれば吸入ステロイドの適応をお願いしてみることです。ピークフローメーターは医師の指示がなくても導入は可能です。
では、お大事に。
<追加メール1>
諏訪先生、私のメールに対する、早々のお返事、本当にありがとうございました。
とても感激しています。
アスピリン喘息についての説明はとてもわかりやすく、参考になりました。アスピリン喘息は、一般に薬剤誘発喘息を指すという点をしっかり覚えておこうといます。これからは薬に対しては十分注意すべきなのですね。
持病の偏頭痛の薬ですが、実は昨日前兆があったため、不安はありつつも、偏頭痛の苦しみを考えると耐えられずに服用してしまいました。(クリアミンAです)結果は、ほんの少し喉がヒューヒューと鳴る程度でした。咳はあまり出ませんでしたし、少し眠ったらそれもすっかり良くなったので、大丈夫だったのかな?と思います。
この薬だけは飲まないわけにはいかないので、これからも気をつけて服用するつもりです。(といっても、私が偏頭痛になるのは1年に2、3度ですが…)
喘息の薬のことですが、やはり吸入ステロイドの方が安全で効果が高いのですね。次回の受診時に、主治医に相談したいと思っています。ピークフローメーターは医師の指示がなくても導入可能とのことですが、薬局などで簡単に手に入るものなのでしょうか? であれば、なるべく早く探してみたいと思います。
本当にたくさんのアドバイスありがとうございました。おかげで少し元気になれました。
これからも先生のホームページを随時チェックしていきたいと思います。
ありがとうございました!
<追加応答1>
>>ピークフローメーターは医師の指示がなくても導入可能とのことですが、薬局などで簡単に手に入るものなのでしょうか?
→できれば相談してみた方がいいですね。薬局においてない場合は取り寄せてもらっては如何ですか?
(2)フルタイドとピークフローメーターをお願いしましたところ…。
【114】28歳女性(主婦)の方から
<追加メール2>
先生、こんにちは。
前回は、大変ご丁寧に回答を下さり、本当にありがとうございました。先生がすすめて下さった吸入ステロイドとピークフローメーターの導入ですが、先日思いきって主治医に相談してみました。ずっと朝晩のテオドール2錠で様子を見ていたのですが、それでも夜中に時々咳や痰が出るようになってしまったので、最近は就寝前に「イノリン」を飲んだりしていました。それでも咳が出たので、ある日の朝方、さらに「イソパール」を飲んだところ、ものすごく動悸が激しくなってしまい、びっくりして病院へ駆け込んでしまったほどです。結局、ただの不整脈ということで、原因ははっきりわからなかったのですが、これ以上薬を増やしていく事が不安になり、「もうこれは吸入ステロイドしかない!」と決意したのです。
わたしの通っている小児科内科の先生は、私が「フルタイドとピークフローメーターを試したい」と言うと、すぐに「薬品業者に問い合わせてみましょう」と言ってくれました。そして昨日、やっと念願の「フルタイド」を手にすることができたのです!! しかし、先生本人がフルタイドとピークフローメータの知識が全く無かったため、フルタイドの説明は殆ど無し…。患者用の説明ビデオを渡されただけ(笑)。「とにかく、これ難しいんだよねぇ…」と、ちょっとご高齢の先生は、困り顔でした。
ピークフローメーターの方は、何故か業者の人が「これは使い方難しいし、まだ要らないんじゃない?」と先生に言ったそうで、その日はもらうことができませんでした。再度ピークフローメーターをお願いしたのですが、どうも先生が頼りなかったので、自分で別の薬局で注文して帰ってきました。(本当に簡単に薬局で頼めるんですね)近日中には絶対入手してみせます!!
早速、昨夜と今朝の2回、フルタイド100を吸入しましたが、とても調子が良いような気がします。夜もぐっすり眠れました。たぶん自分の気持ちがフルタイドへの期待で一杯なので、そう感じているのかもしれないんですけど…。
ディスクヘラーの操作も思ったより簡単でしたが、吸入後、少し薬剤が喉に貼りつくような感じがします。私の吸入が下手なのでしょうか? 吸入の速度が遅いとか…? それと、吸入後にイソジンでコップ1杯弱ぐらいの水でうがいをしていますが、これでは足りないでしょうか? とにかく、主治医の先生には全く知識が無いので、自分で先生のホームページで調べるしか方法がなく、本当にこれでいいのかと心配だらけです。
しばらくは、フルタイドと朝晩のテオドールを合わせていこうと思いますが、将来はテオドールを無くしていけたらいいなと思っています。
本当に、先生に教えていただいた事を思いきって実行することで、こんなに状況が変わるんだと、正直驚いています。まさか、自分の指示でお医者さんからフルタイドを処方させる事ができるなんて思ってもいませんでしたから…。これからも前向きに頑張って、喘息を治療していきたいと思います。
では、またそのうち経過を報告します!!
<追加応答2>
近況報告ありがとうございました。
トントンと事が運んでいるようで何よりです。案ずるより産むが易し、ですね。
>>「とにかく、これ難しいんだよねぇ…」と、ちょっとご高齢の先生は、困り顔でした。(…略…)ピークフローメーターの方は、何故か業者の人が「これは使い方難しいし、まだ要らないんじゃない?」と先生に言ったそうで、その日はもらうことができませんでした。
→これは意味がよく分かりませんね。難しい機械なら話は別ですが、ただ吸ってただ吹けば良いだけなのに…。でも、吸入ステロイドやピークフローメーターの普及の難しさをかいま見ることができます。
>>ディスクヘラーの操作も思ったより簡単でしたが、吸入後、少し薬剤が喉に貼りつくような感じがします。私の吸入が下手なのでしょうか? 吸入の速度が遅いとか…? それと、吸入後にイソジンでコップ1杯弱ぐらいの水でうがいをしていますが、これでは足りないでしょうか? とにかく、主治医の先生には全く知識が無いので、自分で先生のホームページで調べるしか方法がなく、本当にこれでいいのかと心配だらけです。
→吸入速度と効果は関係があるようです。フルタイドの場合は、勢いよく吸うことがすべてです。ただし、効果が出てくれば吸入操作は問題ないでしょう。出来れば、ピークフローメーターがあれば、その効果を数値で知ることが出来たのですが、これからでも遅くないでしょう。
うがいは十分だと思いますが、口腔内がヒリヒリするなど何か症状があれば不十分ということになりますので、その時にもっとしつこくするなど工夫してみて下さい。
また近況をお知らせ下さい。
では。
<追加メール2-1>
先生こんにちは。
やっとピークフローメータを入手しましたのでご報告いたします!
実は、前回のメールで病院に頼んだがなかなか先生に伝わらないので、自分で薬局で注文したと申し上げたのですが、その後なんと病院から連絡があり「実は薬のメーカーに再度ピークフローメーターの注文をしたところ、ぜひ直接患者さんに説明したいということなので病院の方へ一度来てください」と言われて、今日病院へ行ってきたのです。
薬のメーカーとは、フルタイドのメーカーである日本グラクソのことで、グラクソの営業の方はとっても親切にピークフローメータ(パーソナルベストという機種です)の説明をして下さりました。その方は、最初先生の方から話を聞いたときは、私のような軽度の患者の場合はピークフローメータを使うほどでもないと思っていたそうです。
しかし、患者自身が「どうしてもフルタイドとピークフローメーターを導入したい」と言っているので、少々驚いたと言っていました。その方も「これは完璧な治療方法ですよ。いったいどこで情報を?」と言われたので、先生のHPを見たのをきっかけに、先生からメールでこの2つを薦められた経緯をお話したところ、「ぜんそく専門医の治療を受けているのと同じ効果ですね」と納得していました。
…ということで、薬局の方のピークフローメータ注文はキャンセルしました。
長くなりましたが、やっとピークフローメータを手に入れることができて、今はとても喜んでいます。さっそく計測してみたところ、数値も青色ゾーン(今日は370でした)で安心しました。これからも油断せずに毎日計測して、しっかり自己管理していきたいと思います。
一時は不安な気持ちで一杯だったのが、ここまでこれたのは本当に先生のおかげです。
ありがとうございました!!
これからも、近況報告していきたいと思いますので、よろしくお願いいたします!