(15)36歳、男性。

 喘息との出会いは平成5年の冬で、風邪をひいたんだろうと薬も飲まず日常生活を送っていたことが原因でした。でも日一日と咳の回数が多くなり、咳止めの薬を飲んでも治るどころか日増しに咳がひどくなり、夜も寝れない状態でした。
 会社から帰ったある日、咳がまるで出来ない状態となったのです。それまで喘息とは咳が続くくらいの認識しかなく、自分では動けない状態だったので妻に病院に連れてってもらい、点滴を受けながら初めてこれが喘息かと思い知ったのです。
 その後入院してそれから吸入と薬を離せない生活を送ることとなりました。
 また今現在は、発作もない日々が3年間程続いておりますが、何せ仕事の忙しさの中にあっても薬と吸入を続けなければならず厄介な物になってます。ただ喘息になる前はタバコを吸っており、タバコの代わりが吸入になったと思うことにしてます。
 他の患者の方もそうでしょうが、いずれ薬なんかやめたいと思っていることでしょう。良い治療法が見つかるとは思いますが、私自身どんな協力も惜しみません。実際そんな生活を送れるよう私も努力致します。

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